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春に聴きたくなる曲

冬から春へと季節が移る頃になると
聴きたくなる曲がある。

それは
Jacqueline DuPré
"paradis sicilienne in E Flat"
YoutubeではSicilienne - von Paradis
となっているけれど、持っているCDでは
上のタイトルになっているのでこちらを選択した。

私にとってこの曲は
閉ざされた世界がひらかれていく
イメージがあるせいか
冬から春へと季節が移る時に
デュプレの奏でるこの曲がふっと浮かんでくる。


Jacqueline du Pré
paradis sicilienne in E Flat



そしてまたこの曲とともに
春は新たなスタートの季節
というイメージからなのか
真壁仁さんの詩『峠』が浮かんでくる。

この詩は以前このBlogの何処かで
確かアップした記憶があるのだけど
(もしかしたら昔のFBアカウントかも,,,)
見つけられなかったので
再びここにタグをつけて
書き記しておきたいと思う。



『峠』  真壁仁

峠は決定をしいるところだ。
峠には決別のためのあかるい憂愁がながれている。
峠路をのぼりつめたものは
のしかかる天碧に身をさらし
やがてそれを背にする
風景はそこで閉じあっているが
ひとつをうしなうことになしに
別個の風景にはいってゆけない。
大きな喪失にたえてのみ
あたらしい世界がひらける。
峠にたつとき
過ぎ来しみちはなつかしく
ひらけくるみちはたのしい。
みちはこたえない。
みちはかぎりなくさそうばかりだ。
峠のうえの空はあこがれのようにあまい。
たとえ行手がきまっていても
ひとはそこで
ひとつの世界にわかれねばならぬ。
その思いをうずめるため
たびびとはゆっくり小便をしたり
摘みくさをしたり
たばこをくゆらしたりして
見えるかぎりの風景を眼におさめる。


この詩は妹が中学生の時に
「素敵な詩を学校で習った」と
教えてくれて知った。

私も10代半ばだったせいか
心にストレートに入ったというか
少々大袈裟だけれど
清々しさというか潔さに
ドキドキした。

今 改めて読んでも
揺るぎない心の強さと美しさを
そして爽やかな風を感じる。



曲の話に戻ると
Jacqueline du Préが演奏するこの曲は
30代に入ってから
ある仕事の手伝いをしている時に
たまたま耳にしたのだけど
包み込むような優しさを...
冬を越えてやって来た
春の風や光の様なものを感じた。

そんな感じがするからなのか

峠路をのぼりつめたとき
広がる風景にこの曲は
とてもよく合う
と そんな風に思う。


さて2018年の春を迎える私は
なかなか所用でサロンワークが
出来ない状況というこの峠を
しっかり越えて
広がる風景をゆっくり眺め
歩んでいかれるように
ガンバレねばと思う4月初めなのだ🍀

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by madoromi_time | 2018-04-02 00:57 | 文化・芸術/My Favorite... | Comments(0)

チェロの音色

私は弦楽器の響きが好きだ。

それはまるで

優しい温もりに抱かれているかのような

その音色に心が開放されていくような

弦の響きの波動なのか波長なのか...

私の心にしっくり来るというか、ピタッと合うと感じるのだ。


爽やかな緑の香りを運ぶ風のようだったり

悲しみの闇を照らす月明かりのようだったり

その弦の響きはどこまでも優しいと感じる。


"Jacqueline's Tears"

チェリスト Werner Thomasが
MünchenerKammer-Orchestraで演奏した
Jacqueline DuPréに捧げた曲。

とても素敵なやさしい曲。

突然の旅立ちをされた

大家仁志さんと大杉漣さんに

捧げたいと思う。



今夜遅くに東京でも雪が少し降るかもしれないという。
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まだまだ、寒い日は続くのですね。



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by madoromi_time | 2018-02-22 22:22 | 文化・芸術/My Favorite... | Comments(0)

*私と家族の昨日・今日&明日のBlog *      そして*私の足跡のようなもの*


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