移りゆく時

4月から5月にかけては
様々なことがあって
時間と追いかけっこしていて
Blogを開いたり読んだりできず
アップも随分空いてしまいました。

この間、夏の日のような日があったり
朝晩ザワッとなる冷たい風を感じる日があったり
日常の変化も色々あったため
めまぐるしい日々でした。


その中で一番の大きな出来事は
特定の病気はないけれど老いと向き合う日々にあった
伯父が4月101歳のお誕生日を迎えたあと
5月に入ってからガクンと体力が落ちていき
5月半ばに旅立ってしまったことでした。

宇宙や数学の世界が大好きだった伯父は
探究心を失うことなく読書家で
数年前に目が見えなくなるまで
ネイチャーやニュートンを愛読して
数字が苦手な私や妹によく
数字の美しさや宇宙の面白さについて
楽しそうに語ってくれていました。

体の機能が落ちていく暮らしは
辛いことがあったに違いないのだけれど
決して弱音を吐くことなく
自分の体と対話しながら暮らしていて
亡くなる直前まで
伯父の家族やヘルパーさん
そして私たちに
穏やかな姿、表情、言葉で
いつも接してくれていました。

その姿はどこか神々しくて
そんな伯父だから身体もそれに応えるように
苦痛を与えることなく静かに最期の時まで
細胞がひとつづつ閉じていった様でした。

従姉弟たちは
「静かに息を引き取るまで
しっかり生き抜いたと感じる」
と言っていて
本当に大往生で人生の幕を閉じたと感じています。

生命を燃やし尽くしその生涯を閉じた伯父との
別れは悲しかったけれど
でも私はどこかで悲しく重い空の色よりも
青く爽やかな風に乗り
先に逝った伯母や
伯父の末の弟にあたる私の父
そして他の弟や妹
私にとっての祖父母が、そして友達が
おおーい!と手を振り伯父を迎えているような
そんな風景が目に浮かんできて
辛くても口にする事なかったけれど
自由を奪われた日々から
解き放たれた伯父に
お疲れ様、みんなとゆっくり過ごしてね
と手を振りながら送りたい気持ちでお別れをしました。


生命が終わる時というのは不思議です。

先週から今日までの数日で
私が中学生くらいの時から
ものすごいアイドルだった
西城秀樹さんがお亡くなりになり
そして星由里子さん、朝丘雪路さん
更に少し前には
 岸井成格さんも旅立たれて
もうその声を姿を見聞きすることが出来ない事に
なんとも言えない気持ちになっています。

直接の知り合いでなくても
こうしてその活躍を拝見してきた方々の
永遠の別れ、旅たちが
何処かで私の人生の一部だったと気づき
あの時、あの頃と
様々な記憶が甦る事は
懐かしいと同時に、
たくさん共有した記憶を思い出しても
そこにいない淋しさにポツンとした
気持ちに包まれてしまいます。


生まれた時の初声、涙と
今こうして別れを悲しむ心が
重なるはずがないのに
何故かどこかでシンクロしているような
そんな風に思えて仕方ない五月です。
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Commented at 2018-05-21 01:22
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by madoromi_time at 2018-05-21 01:56
L様
こんばんは。コメントありがとうございます。非公開で頂いたのでイニシャルで失礼します。

前回のアップからずっとフォローさせていただいたている方々のBlogに訪問もしていなかったので、頂いた知らせに思わず声が出てしまいました。とても悲しいです。
お別れは悲しいけれど、Lさんがおっしゃるように笑顔を絶やさぬ日々でいることは大切ですね。
またLさんのBlogでお話させて頂きます。
by madoromi_time | 2018-05-21 00:24 | 日々のコト*足跡*散歩 | Comments(2)

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