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映画 チャンス(原題:Being There)

再び好きな映画のご紹介は


ピーター・セラーズ主演の

チャンス(原題:Being There)

これは1979年の映画だけれど

Wikipediaによると

日本での公開1981年1月のようだ。

ということは...

私は、その公開時に観たので

19歳...または20歳のまだ学生。

そうかぁ〜〜そうなんだ...。
(って年齢バッチリ判明してしまうけど)

演劇養成所に通っている頃かと思っていた。

というのも それまで私は

ピーター・セラーズというと

ピンクパンサーのイメージが強かったので

この作品を観た時に、映画そのものの面白さに

プラス・アルファ...いえ、それ以上

俳優という職業の面白さに✨魅了✨され

だから役者業は素敵なのだなんて思っていたから

養成所時代のような気がしていたのだ。

でも観たのが養成所に入る前ということは、

これもひとつの原動力だったのかもしれない。



それも今は昔で30年以上前、何とも感慨深い。



そして この作品を再び観たのは

今から5,6年前。

ある時突然友人のひとりSちゃんが

「これ素敵だから」

とDVDを送ってくれての事だった。


2012年に父が亡くなってからのその後の数年間、

私たち家族は父が遺したものの整理やら

なんやらでやるべきことが山のようにあり

母はじめ妹とその対応に追われていた。

といっても決して嫌な作業というか

ネガティブな事ではない。

ただ何をするにも先ずそちらが優先で

自分の時間や家の事が疎かになり

夫に迷惑をかけているし

友達にもなかなか会えない日々で

いつになったら終わるのだろうかと

疲れがピークに達している頃だったと思う。


そんな時にこの映画のDVDが届いたのだった。



気楽に出かけられない私が

唯一 何かで息抜きするのは

TVをぼやーと観たりする時だったので、

その時間にこのDVDを観ることにした。



最初は時計の音...時間が気になっていたのだけど

そこここにあるクスっ&ニヤリとなる笑いは

エスプリが効いているというか

クールな大人のコメディ映画に

懐かしさもあり体の力が抜けていき

心が癒やされて行くのを実感した。


観終わって私は

「今日はもう何もしない時間を持とう」

思わせてもらえる映画だった。


ピーター・セラーズ演じる

常に大真面目な

チャンスの姿に言葉に姿に

心がやわらかになっていくのを

感じる素敵な作品162.png

オススメです。




そして

この映画のラストシーンの後に流れる

キャスト・スタッフの紹介テロップも

見逃せない。

そこに流れる映像は

最近は時々TVなどでもあるけれど

当時は斬新なもので

その現場の雰囲気が伝わって来て楽しい。



最後に

ちょっと気になるのが Wikipediaに

2009年『チャンス 30周年記念版』
(DVD及びブルーレイ)が発売されたけれど
ブルーレイ版の映像特典には劇場公開版とは異なる
「もう一つのエンディング」が含まれ
一種ハッピーエンドになっている。

とある。


以前ニュー・シネマ・パラダイス

エンディングについて思うことを

チラッと書いたのだけれど...


私は、劇場公開されたものが

その作品の完成されたものであって欲しいと思うので

後日DVDとはいえ別のエンディングを公開するのは

少し疑問だけど それもまた楽し なのだろうか。



スカパー!


と今日もわ~と書いてしまいました(^^;)>



月末までに何かまた書かせて頂くかもなので

その際はどうぞお付き合いくださいませ179.png

by madoromi_time | 2018-02-24 12:29 | 文化・芸術/My Favorite...

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