The Dresser(ドレッサー)
2018年 01月 30日
いま私は何故かわからないけれど
全くもってこの「私の好きな映画」の
テーマからも逃れられない状態になっているみたい。
しかも
50代という年齢のせいで
過去への思いが強いのか(?)
次々と出て来るのはどれも
10代20代に観た作品がゾロゾロ。
どこかでもう止めようと思いつつ
また作品が頭に✨ポン✨と浮び、
パンフレットを開いてみたりしてしまう。
そんなわけで...
本日はこの作品「ドレッサー」
この作品は
今はなき新宿のシネマスクエアとうきゅうで観た。
この映画館でかかる作品は家族全員
わりと好きで、観た後は互いの感想などを
よく話していていた。
この「ドレッサー」も全員観たのだけれど
一緒に見ているわけではないし
家族でのネタバレはもちろん厳禁。
先に観てこれはという時は
「観るといい」と口にするだけ。
この作品は みんなが観終わって
「面白かったネ〜‼︎」と異口同音となった。
誰が一番最初だったか覚えてないけれど
私は多分2番目ぐらい。
先に観た家族はみんな
早く話したかった事もあり
詳細を口にすることが解禁になると
会話は弾み盛り上がった。
「ドレッサー」は1983年のイギリス映画で
サーの称号を持つ気位の高い
シェイクスピア芝居をする老優と
彼を長年支えて来た付き人(ドレッサー)にフォーカスした物語り。
元々が舞台の作品で
英国らしいwell-madeと評価された作品。
演劇の世界が...役者達が
必ずしもこの映画のようではないけれど
心の動き揺れ空気感など
リアルなものを感じた。
また
演劇の世界に限らず
実は様々な社会においても同様の
人とのつながりの中で生活しているわけだから
多くの人の共感を得たと作品だろうと思う。
ただこの作品は
演劇の世界を舞台にしているだけあって
多分よりドラマチックになっていると思う。
老優の悲しさもわかるのだけれど
観客の多くは、彼ではなく
ドレッサーの心に寄り添っていたのではないかと思う。
私の心もドレッサーの心に重なるように
最後ポツンとした気持ちに包まれ
ふぅ〜っと溜息と共に目頭が熱くなった。
元々舞台の作品だった事もあり
日本でも三國連太郎さんと加藤健一さんで
サンシャイン劇場で上演された。
また評判がよかったからだろう
その後も三國連太郎さんは柄本明さんと組んで
再演もしている。
舞台が好きな人はもちろんだけど
舞台は普段観ない....という方も
充実した鑑賞時間になると思うで
是非観てほしいなぁと思う作品で
お薦めです。
🌸そんなに多くの映画観ている方でないのだけど
まだまだ次々 浮かんできてしまう💦
どこかでやめようと思いつつまた書いてしまうかも
こんな私ですが、またお付き合いいただけたら嬉しいです♡
私の手が空くまでは
寝て待つのが一番ネの図。
でもこれで私はお風呂、
そして
MickとChakoのなでなでタイム♡
by madoromi_time
| 2018-01-30 23:40
| 文化・芸術/My Favorite...